2021年06月13日
キントキなるお魚
キントキなるお魚。

ヘッドライトで照らすと夜の闇によく映える赤く美しいお魚。

ヘッドライトで照らすと夜の闇によく映える赤く美しいお魚。
その赤い姿が、酒呑童子を討伐したかの有名な武将・源頼光の四天王の一人である坂田金時をモデルにした歌舞伎演目「怪童丸」での金時公の衣装が赤かったことに因む…よって「金時」という言葉自体、「赤」を表す…、とはネット上でいくらか確認できるお話。
そうなんですね。てっきり、金時公の幼少期の特徴的な衣服を連想させる(要は金太郎の着ている腹掛けを思い起こさせる)からかな~と思ってました。
まあしかし、「怪童丸」とは坂田金時の幼名の一つではあるらしいので、金太郎=怪童丸と考えて差し支えなさそうですよね。だとしたら、単に金太郎の赤い腹掛けがその魚の名前の由来である、と考えても問題はないかもしれない。
特に歌舞伎を嗜んでいない私は、「怪童丸」で着られる衣装がどんなものであるかとか、その話の筋がどのようなものだとかは一切わかりません。果たして「怪童丸」の衣装が「赤い腹掛けの金太郎」の一般的な認識を創り出したのか、それともその逆で「赤い腹掛けの金太郎」が「怪童丸」の衣装を生み出す機能を果たしたのか・・・。
さあ、赤い腹掛けを着用してお山の動物たちと相撲をとっている金太郎イメージは、いったいいつの時代に、どのようにして成立したのか・・・・・・じゃない。
キントキ系のお魚のお話です。
石垣島の夜の釣りで釣れるキントキは基本的にホウセキキントキで、次いでゴマヒレキントキが釣れる、という印象。
*
2019年の1月~2月の頃。当時apo!さん主催のスプーンバトルに参加していた私は、このホウセキキントキをどうにかスプーンで釣りたくて釣りたくて…。果たしてスプーンで釣れるかしら。
小学生の頃、与那国島の夜にサンマ餌で爆釣したことはありましたが。
まずは、石垣島のどこにキントキがいるか探してみよう、と、夜の港のいろんなところをワームで探ってみる作戦。なぜならスプーンを根がかりさせるのが嫌だから。笑
そしてとある夜に台北スタイル(注:仲間内で勝手にそう呼んでいるだけです。単なる小さいワームのジグヘッドリグです)で表層から底層まで満遍なく攻めていると、中層よりちょい下くらいで、

おお、初魚種!
何かと思ったらあれなんですよね、ウケグチイットウダイ。しかもなかなか良いサイズ。
本命じゃないけどレアかもしれなくてちょっと嬉しい…。
ウケグチイットウダイ、その後も夜釣りで釣れることはありましたが、何気にこのお初で出遭ったのが今のところ自己記録サイズです。笑
で、とある日の早朝。まだ暗い時間帯。
小さいワームで中層を攻めると、ついに、やっと、


2連発。
うーん、オキナワメバルとでも呼んでしまいたくなるこのお魚。かっこいい…。
よし、ここで狙えばスプーンでキントキいけるかも!
と思ったけど、その翌日から同じエリアをワームで攻めても攻めても反応なし。うーん。
そしたら数日後、また違う場所をワームで調査してて、どうにか。

おお、しかしこの場所で釣れるとは思わなかった。
そしてこの場所でキントキを拝んだのはこれが最初で最後。
うーんあまり決まった場所に居つく魚ではないのか?回遊性が高い魚なのか?
パターンを見つけてスプーンで釣るのはなかなか時間がかかりそうだ…と思った矢先、超ウルトラスーパーS級のキントキポイントがあるとのことで釣り仲間に連れて行ってもらった結果、あっという間に釣れてしまいました。笑

apoon!

このお魚、釣り上げると何とも言えない独特の匂いを発します。その匂い故、沖縄方言では「クサラー」と呼ばれる、とカミヤマライト兄弟氏が話してましたね。他にも沖縄での呼び方あったかも。
しかしこの独特な臭気も、〆て捌いているといつの間にか無くなっているんですよね。一般化できるお話かどうかわかりませんが、少なくとも私が食べたときはそんな感じでした。美味しいお魚です。
まだ煮つけでしか食べたこと無いんで、いつか刺身に挑戦してみよう。
それではまた(・∀・)ノシ
そうなんですね。てっきり、金時公の幼少期の特徴的な衣服を連想させる(要は金太郎の着ている腹掛けを思い起こさせる)からかな~と思ってました。
まあしかし、「怪童丸」とは坂田金時の幼名の一つではあるらしいので、金太郎=怪童丸と考えて差し支えなさそうですよね。だとしたら、単に金太郎の赤い腹掛けがその魚の名前の由来である、と考えても問題はないかもしれない。
特に歌舞伎を嗜んでいない私は、「怪童丸」で着られる衣装がどんなものであるかとか、その話の筋がどのようなものだとかは一切わかりません。果たして「怪童丸」の衣装が「赤い腹掛けの金太郎」の一般的な認識を創り出したのか、それともその逆で「赤い腹掛けの金太郎」が「怪童丸」の衣装を生み出す機能を果たしたのか・・・。
さあ、赤い腹掛けを着用してお山の動物たちと相撲をとっている金太郎イメージは、いったいいつの時代に、どのようにして成立したのか・・・・・・じゃない。
キントキ系のお魚のお話です。
石垣島の夜の釣りで釣れるキントキは基本的にホウセキキントキで、次いでゴマヒレキントキが釣れる、という印象。
*
2019年の1月~2月の頃。当時apo!さん主催のスプーンバトルに参加していた私は、このホウセキキントキをどうにかスプーンで釣りたくて釣りたくて…。果たしてスプーンで釣れるかしら。
小学生の頃、与那国島の夜にサンマ餌で爆釣したことはありましたが。
まずは、石垣島のどこにキントキがいるか探してみよう、と、夜の港のいろんなところをワームで探ってみる作戦。なぜならスプーンを根がかりさせるのが嫌だから。笑
そしてとある夜に台北スタイル(注:仲間内で勝手にそう呼んでいるだけです。単なる小さいワームのジグヘッドリグです)で表層から底層まで満遍なく攻めていると、中層よりちょい下くらいで、

おお、初魚種!
何かと思ったらあれなんですよね、ウケグチイットウダイ。しかもなかなか良いサイズ。
本命じゃないけどレアかもしれなくてちょっと嬉しい…。
ウケグチイットウダイ、その後も夜釣りで釣れることはありましたが、何気にこのお初で出遭ったのが今のところ自己記録サイズです。笑
で、とある日の早朝。まだ暗い時間帯。
小さいワームで中層を攻めると、ついに、やっと、


2連発。
うーん、オキナワメバルとでも呼んでしまいたくなるこのお魚。かっこいい…。
よし、ここで狙えばスプーンでキントキいけるかも!
と思ったけど、その翌日から同じエリアをワームで攻めても攻めても反応なし。うーん。
そしたら数日後、また違う場所をワームで調査してて、どうにか。

おお、しかしこの場所で釣れるとは思わなかった。
そしてこの場所でキントキを拝んだのはこれが最初で最後。
うーんあまり決まった場所に居つく魚ではないのか?回遊性が高い魚なのか?
パターンを見つけてスプーンで釣るのはなかなか時間がかかりそうだ…と思った矢先、超ウルトラスーパーS級のキントキポイントがあるとのことで釣り仲間に連れて行ってもらった結果、あっという間に釣れてしまいました。笑

apoon!

このお魚、釣り上げると何とも言えない独特の匂いを発します。その匂い故、沖縄方言では「クサラー」と呼ばれる、とカミヤマライト兄弟氏が話してましたね。他にも沖縄での呼び方あったかも。
しかしこの独特な臭気も、〆て捌いているといつの間にか無くなっているんですよね。一般化できるお話かどうかわかりませんが、少なくとも私が食べたときはそんな感じでした。美味しいお魚です。
まだ煮つけでしか食べたこと無いんで、いつか刺身に挑戦してみよう。
それではまた(・∀・)ノシ