2017年08月24日
夢・釣・行!~伊良部島編②~

(前回のあらすじ)
2017年7月24日、憧れの釣り師:花城周作さんと、その同郷の若手釣り師:ユウキくんと3人で、宮古諸島伊良部島は某漁港での打ち込み夜釣行。私が釣り上げたウツボを餌にしてみると、すぐに大きなアタリが!残念ながら、私のピトンへの釣り竿設置不十分というスーパー凡ミス大失態により、フッキングはならず。しかし、釣行中に現地調達した餌の強力さに改めて感じ入る我々。ユウキくんもウツボを餌にして仕掛けを投入。すると、眠りに落ちていく我々の意識の隙を突き、ユウキくんの竿にアタリが・・・!?
※上の写真は記事本文とはあんまり関係ありません。
リリリン!
リリリリリリン!
私「ユウキくん!ユウキくん!」 ユサユサ
ユウキくん「…あー…どうしました…?」
私「いや、今!前アタリみたいなのあったよ!けっこうアタッてた!」
ユウキくん「うーん…でも鈴、光ってないですね…」
なんと!!
タマンセンサーではなく鈴を使用しているユウキくん、その鈴とは「振動を察知すると光を放つ鈴」なのだそう!振動を受けると5秒間、ライトが青く点滅するのだという。
恥ずかしながら、そんな商品があるとは知らなかった私!
確かに、さっきの魚信、前あたり的にそこそこ竿を動かしたと思いましたが、鈴が光を放つには至っておりません。
つまり、それくらいのアタリだったということ。
ユウキくん、起こしてしまって申し訳ない
それにしても、そんな鈴があったのか…。私もほしい。。
さてさて、気を取り直して、また眠りながら魚信を待つことに!
ごめんね~起こしてしまって
いやいや、大丈夫ですよ、あはは。
などと話しながら寝っ転がっていると、
静かな海の遥か遠くの方から、
ドッパァァァァァァァン・・・・・
という、地響きのような大魚の捕食音が聞こえました。
「今の、絶対ガーラですよね…」
「うん、ガーラだろうね今のは…」
物凄い音でした。凄く遠くで音量的には小さいのに、その音の持つ密度に圧倒されるというか。
ついに今夜のこの釣り場海域にもGTガーラが入ってきたか!?
期待に胸を高鳴らせつつ・・・・・・、
また、意識が落ちていきそう…。
眠い・・・。
リリ…リリリリ…
しかしそんな中、ユウキくんの釣り竿は、5分に1回くらいの割合で鈴を鳴らします。
さっき私が飛び起きたときよりも遥かに小さいアタリ。
もちろん、ユウキくんの鈴は光りません。
リリリ…リリリ…
微かに震え続けるユウキくんの鈴の音を聞きながら、
我々の意識は夢とうつつの境目へ。
なんか、本当に夢の中で鈴の音を聞いている気分。
リリリリ…リリ…
リリリ…リリ…
リリリ…リリリ…
ドギャァァァーーーーーーーーーーーッ!!
リリリリリリリリリリリリン!
「入った!!入った!!」
瞬時に飛び起きる我々2人!
鈴ではなく、リールからラインが出ていく音で目が覚めたのが印象的!
ユウキくん速攻鬼フッキング!乗った!
ドギャアァァァーーーーーーーーー!!
物凄い勢いでスピードでブルズアイから糸が出されていく!
「ヤバい!!めっちゃ走る!!」
「これ、絶対さっき水音をたててたガーラだろ!」
「しゅうさくにーにーーー!ヒットしたーーー!」
我々2人の騒ぎに気づいて、周作さんも目を覚ましてこちらへ!
「おおー!ユウキ、やったな!頑張れー!」

↑ファイト中のユウキくん。青い光が鈴です。
しばらくすると、ちょっとゆっくりになってきたかな?と思ってた魚の動きが止まった!
ユウキくん、渾身のポンピング!
お!お!寄る寄る!
しかしかなり重そう!
魚も頑張ってます!寄ったと思ったらまたじりじりと糸を出していく!
そう、ねっとりとじりじりと…。
しかし、あの最初のダッシュは物凄かった!これ、絶対カマジー(GT)!
走られては寄せ、走られては寄せ、ユウキくん、落ち着いてファイトしてます!

ヒットから30分近く経過すると、だいぶ魚が寄ってきた様子!
あとちょっと!もう、すぐそこだ!
しかしそこで魚は左にダッシュ!!
さすがはカマジー、一直線には取り込ませてくれない!!
ユウキくん、耐える!走る!走る!走る!
ここまで来たら、私もぜひカマジーの顔を拝みたい!
お願いします!無事に上がってください!!
お願いします!!
「ああ、ヤバいヤバい!!」
・・・・・・・・・。
「ああ~・・・・・・・・・」
どうやら、ラインが根に巻いてしまった様子・・・。
もう足元寸前なんだけれど…。
はたしてPE本線が巻いてるのか、リーダーが巻いてるのか…。
「あ~~~、ビクともしない、ダメだ!」
「え!?これ、もうラインを切るしかないの!?」
「うそ~・・・」
「うーん・・・」
このままでは終わりたくない、という気持ちは3人とも一緒です!
しかし、いったいどうしたら…。
しかし次の瞬間、
ユウキくんの口から衝撃的な発言が!!
「あの~、自分、お家に行って水中メガネ取ってきていいですか?」
(つづく)
リリリリリリン!
私「ユウキくん!ユウキくん!」 ユサユサ
ユウキくん「…あー…どうしました…?」
私「いや、今!前アタリみたいなのあったよ!けっこうアタッてた!」
ユウキくん「うーん…でも鈴、光ってないですね…」
なんと!!

タマンセンサーではなく鈴を使用しているユウキくん、その鈴とは「振動を察知すると光を放つ鈴」なのだそう!振動を受けると5秒間、ライトが青く点滅するのだという。
恥ずかしながら、そんな商品があるとは知らなかった私!
確かに、さっきの魚信、前あたり的にそこそこ竿を動かしたと思いましたが、鈴が光を放つには至っておりません。
つまり、それくらいのアタリだったということ。
ユウキくん、起こしてしまって申し訳ない

それにしても、そんな鈴があったのか…。私もほしい。。
さてさて、気を取り直して、また眠りながら魚信を待つことに!
ごめんね~起こしてしまって

いやいや、大丈夫ですよ、あはは。
などと話しながら寝っ転がっていると、
静かな海の遥か遠くの方から、
ドッパァァァァァァァン・・・・・
という、地響きのような大魚の捕食音が聞こえました。
「今の、絶対ガーラですよね…」
「うん、ガーラだろうね今のは…」
物凄い音でした。凄く遠くで音量的には小さいのに、その音の持つ密度に圧倒されるというか。
ついに今夜のこの釣り場海域にもGTガーラが入ってきたか!?
期待に胸を高鳴らせつつ・・・・・・、
また、意識が落ちていきそう…。
眠い・・・。
リリ…リリリリ…
しかしそんな中、ユウキくんの釣り竿は、5分に1回くらいの割合で鈴を鳴らします。
さっき私が飛び起きたときよりも遥かに小さいアタリ。
もちろん、ユウキくんの鈴は光りません。
リリリ…リリリ…
微かに震え続けるユウキくんの鈴の音を聞きながら、
我々の意識は夢とうつつの境目へ。
なんか、本当に夢の中で鈴の音を聞いている気分。
リリリリ…リリ…
リリリ…リリ…
リリリ…リリリ…
ドギャァァァーーーーーーーーーーーッ!!
リリリリリリリリリリリリン!
「入った!!入った!!」
瞬時に飛び起きる我々2人!
鈴ではなく、リールからラインが出ていく音で目が覚めたのが印象的!
ユウキくん速攻鬼フッキング!乗った!
ドギャアァァァーーーーーーーーー!!
物凄い勢いでスピードでブルズアイから糸が出されていく!
「ヤバい!!めっちゃ走る!!」
「これ、絶対さっき水音をたててたガーラだろ!」
「しゅうさくにーにーーー!ヒットしたーーー!」
我々2人の騒ぎに気づいて、周作さんも目を覚ましてこちらへ!
「おおー!ユウキ、やったな!頑張れー!」

↑ファイト中のユウキくん。青い光が鈴です。
しばらくすると、ちょっとゆっくりになってきたかな?と思ってた魚の動きが止まった!
ユウキくん、渾身のポンピング!
お!お!寄る寄る!

しかしかなり重そう!
魚も頑張ってます!寄ったと思ったらまたじりじりと糸を出していく!
そう、ねっとりとじりじりと…。
しかし、あの最初のダッシュは物凄かった!これ、絶対カマジー(GT)!
走られては寄せ、走られては寄せ、ユウキくん、落ち着いてファイトしてます!

ヒットから30分近く経過すると、だいぶ魚が寄ってきた様子!
あとちょっと!もう、すぐそこだ!
しかしそこで魚は左にダッシュ!!
さすがはカマジー、一直線には取り込ませてくれない!!
ユウキくん、耐える!走る!走る!走る!
ここまで来たら、私もぜひカマジーの顔を拝みたい!
お願いします!無事に上がってください!!
お願いします!!
「ああ、ヤバいヤバい!!」
・・・・・・・・・。
「ああ~・・・・・・・・・」
どうやら、ラインが根に巻いてしまった様子・・・。
もう足元寸前なんだけれど…。
はたしてPE本線が巻いてるのか、リーダーが巻いてるのか…。
「あ~~~、ビクともしない、ダメだ!」
「え!?これ、もうラインを切るしかないの!?」
「うそ~・・・」
「うーん・・・」
このままでは終わりたくない、という気持ちは3人とも一緒です!
しかし、いったいどうしたら…。
しかし次の瞬間、
ユウキくんの口から衝撃的な発言が!!
「あの~、自分、お家に行って水中メガネ取ってきていいですか?」
(つづく)