2017年05月18日
初!!ブラックバス!!
2017年4月16日(日)。
ついにやりました。
台湾で初めて魚を釣ることができました(T^T)
これです!!

25㎝あるかないかのブラックバス。嬉しすぎる…(T^T)
しかし、この一枚を釣り上げるために、血の滲むような(というほどではない)釣行があったのです…。
以下、長いですのでお時間のある方はどうぞ(・∀・)
ついにやりました。
台湾で初めて魚を釣ることができました(T^T)
これです!!
25㎝あるかないかのブラックバス。嬉しすぎる…(T^T)
しかし、この一枚を釣り上げるために、血の滲むような(というほどではない)釣行があったのです…。
以下、長いですのでお時間のある方はどうぞ(・∀・)
4月から台北に移り住んで、釣り場を探しながら何度かルアーで釣りしてみましたが、
素人の私にはまだまだ魚が釣れる気配はありません。
これはどうにかしないと…。
キャスティングだけでも気持ちいいではあるのですが、
さすがにたまには魚の引きを味わわなければ、ストレスで死んでしまう恐れがあります。
というわけでもう、とにかく台湾で魚が釣りたい!もうなんでもいいから確実に釣りたい!というわけで、
管理釣り場に行ってきました!!
管理釣り場。要は釣り堀、と考えて差し支えないと思われます。
Googleで「台湾 釣り」のワードで検索すると、まずヒットするのは管理釣り場の情報。
台湾は管理釣り場での釣りが盛んなようです。
有名なのはやはりバラマンディですが、その釣り場は台南や高雄などの台湾南部周辺に集中しているらしく、台北からはなかなか遠い…。
しかし、台北周辺には、どうやらブラックバスが釣れる管理釣り場があるとのこと!!
ブラックバス、狙ったこともない!
釣ってみたい!
行ってきます!!
というわけで4月16日の日曜日。
朝7時30分に家を出発!
目指すは、樹梅坑釣魚趣。
読み方としては、「スーメイなんちゃらかんちゃら…」すみません、勉強します…。
MRTとタクシーを駆使すれば、割と簡単に行くことができそうです。
まず、MRTの淡水信義線に乗って、釣り場最寄りの駅、忠義駅を目指します。
以前行ってみた淡水の、いくつか手前の駅ですね。
で、そこで降りたら、駅の前に待機しているタクシーの運転手さんを捕まえる!
スマホのグーグルマップで樹梅坑釣魚趣を表示させて運転手さんに見せつけて、
「ドゥーユーノウディスプレイス?イッツ、ザ、フィッシングポンド!」
と、たいへん拙い英語で話しかけてみる。
台湾においては、日本より英語は通じる印象ですが、
私の下手くそ英会話が通じる気はこれっぽっちもしません。
しかし運転手さんはスマホ画面をしばらく見つめたのちに、うんうん、と頷く。
よっしゃ!これはいける!
運転手さんに、プリーズテイクミー~プリーズテイクミーゼア~、シェイシェイ、シェイシェイ、する。
そしてタクシーに乗り込み、出発!
良かった、ちゃんと釣り場にたどり着けそう!
これ↓がグーグルマップが示してくれた釣り場:樹梅坑釣魚趣までの道のり。

が、
タクシーは、グーグルマップが表示する最短距離とは反対の方向へ!

ん?Uターンするよね?Uターンするよね?
と期待したがUターンせず。
タクシーはそのまま数百メートル直進。
大丈夫かな、この運転手さん、樹梅坑釣魚趣の場所ちゃんと知ってるのかな…。
と不安になった私、グーグル翻訳で、「道、当たってますか?」というのを中国語でどう言うのか検索し始める。
その矢先、タクシーは大きな交差点で右折!
進行方向が釣り場に向かい始めたので、とりあえず何も動かず、もう一度様子を見る。
どうやら、国立台北芸術大学の横を通るルートで向かってるようです。
これはあれかなー、よく話に聞く、日本人の海外旅行でありがちなタクシー乗ったら道を遠回りされるというあれかなー、とか考えてましたが、
一応はそんなに時間かからず、ちゃんと到着!
忠義駅からここまで、タクシー料金はNT$120。日本円にして、500円しないくらい。
運転手さんに支払いをして、シェイシェイ~、シェイシェイ~する。
さあ、到着しました!樹梅坑釣魚趣!←ほんと、何て読むんだろう。

だいたい1時間くらいで来ることができたんですね。
到着したのは午前8時30分くらい。
この時間帯でも、既に4名ほどのお客さんがルアー釣りを楽しんでいるご様子。
可愛い犬様がお出迎え(・∀・)

この子、ラブラドールかしら?
さて、この釣り堀に到着して池に向かったら、左手に赤い屋根のお家があります。
ネットの情報では、そこにオーナー家族が住んでいるとのこと。
まず、家のドアをノックして、無意識に日本語で呼びかける。
すみませーん(・∀・)ノ” ゴンゴン
すると、1分後くらいに、中からめちゃくちゃ寝起きの状態のお兄さんが出てくる。
すみません、土曜日の朝ですものね…。
申し訳ありません。。
ダッテー、ネットデハ6:00カラエイギョウッテカイテアッタシ、オキャクサンモモウイルカラダイジョブカナートオモッテーーー
しかし、そのお兄さん、眠そうな顔で僕を見るなり、
「おはようございますー」
!?
あ、日本語喋れるんですか!?
「はい、大丈夫ですよー」
これにはちょっと嬉しいびっくり。
てことでお兄さんにお礼を言いつつ、
一日の釣り料金NT$300(日本円で1,000円ちょっと)を支払って、釣り開始!!
しかし、雰囲気からすると、料金は釣りしてる最中とか帰る前に払ってもいいのかも。
今後もうちょっと様子を見てみます。
さて、この釣り堀。池自体はそんなに大きくないです。
ハードルアーとかでフルキャストしたら対岸まで軽々飛び越えてしまうであろう、くらいのサイズ。
ちょっと池の周囲を歩いてみると、
水中には悠々とバスたちが泳いでいる!
そこかしこにバスがいる!
ティラピアもいる!笑
これは興奮しますね!釣り堀とは言え、沖縄ではめったにお目にかかれない魚ですし。
ブラックバスってあれですよね、沖縄の釣り少年たちの永遠の憧れの魚って感じですよね、おそらく。
沖縄では基本的にバス釣りをできる環境が無く(一応あるにはあるようですが)、
だけど、小学校の図書館に入ってたりする日本本土を基準として書かれた子供向けの釣りの入門本とかには、必ずと言っていいほどバスフィッシングのことが載っていて。
いいな~、いつかバス釣ってみたいな~、と、沖縄で釣り少年時代を過ごした人はみんなそう思っていたのでは…。
ルアーでバス釣って、バス持ちしたい、と。みんな思っていましたよね!たぶん。
さて、泳いでいるバスを横目に、ドキドキしながらタックルを準備。
ここ最近の標準装備なんですが、
【今回のあえて紹介するほどでもないタックル】
ロッド:アルファタックル TRGR CHIBI 629ML
リール:なんかよくわからんけど友人からもらったリール。釣具屋でカゴ売りされてるやつ。2,980円。「EGI]って書いてある。エギ用。笑
ライン:PE0.8号(SUNLINE super BRAID5)
リーダー:DUEL HARDCORE POWER LEADER 5号 2m
そして使用ルアーはレジェンド・オブ・一つ覚えのフェネッククローでまずは。
キャスト!
(・∀・)
オッケー!いいぞいいぞー!反応ないぞー!笑
しかしそのまま楽しく、池の周囲を歩きながらキャストし続け。
そして、フェネッククローを表層気味に泳がせていると、
バスが追いかけてきて…!
バシャァッ!
おお!!
惜しい!フッキングならず!
隣にいた釣りカップルが水音に反応してこちらを見たので、
顔を見合わせて(。・ ω<)テヘペロ する。
よし、いける!チヌスペシャルであるフェネッククローでバスもいける!!
この調子でー!!
と思ったがなかなか釣れず。
うーん、周りの人たちはけっこうコンスタントに釣っているように見える…。
先ほどのカップルなんて、椅子に座りながらルアーを投げて、ちゃんとバスを上げて
いる…。
大丈夫、さっき釣れかけたんだし!
めげずに、池の周囲をラン&ガン!
すると!
キャストして巻いていると、ぐぐぐっと手応えが!
来たーーーー!
今だ!フッキング!!!
ぷつっ
は?
切れた。
ラインを回収すると、竿先で悲しく風に揺れるPEライン0.8号…。
リーダーが無くなってます。
(´Д‵;)
PELライン初心者の私、リーダー結束が上手くいってないんでしょうか?
いや、しかしヤガラは釣れた…。ラインが劣化したのかな?
とか思い巡らしながらリーダー組直し!
できた!
先ほどと同じく、フェネッククローで!
よっしゃーこんどこそ!!
気を取り直しての組み直し第1投目!!
(・∀・)
そして、フェネッククローを中層~表層を泳がすように巻いていると・・・、
バスが追いかけてきた!
そして、バスがフェネッククローを…
パク
!!喰った!!
今だ!フッキング!!
ふんっ!
ぷつっ
・・・・・・。

まじで泣きそうになりました…。
組み直したリーダー、一投目で見えバスにアワセただけで切れたという・・・。

しかしせっかく来た管理釣り場!
私は負けない!
リーダーを組んで(2回目)、結束具合をチェック!
作業用ゴム手袋をはめて糸を引っ張り、結び具合を確かめようとすると、
ぷつっ・・・

そんなに力を入れてないのに切れました。
PEラインの方が!
結び目は無傷です。
(T^T)
あとでいろいろ調べたら、PEラインは一度切れたら、そこから1m以上は切って捨てて
から使った方が良いらしいですね。
勉強します…。
泣きそうな心にムチを打ち、リーダー組み直し(3回目)!
組んで、また念入りにチェック!
よし、今度こそ大丈夫だ
大丈夫、バスの反応はある!
釣れる!
今の時刻は午前10時30分。
今日は午前中だけ釣りするつもりできたし、
12時には帰りたい。
それまでには必ず釣ろう!
よーし、がんばるぞー!!
おー!!
※それから何事もなく、5時間が経過。
・・・・・・(´Д‵;)ハァハァ
釣れぬ…。
なぜだろう。
あれ以降、さっぱり反応なし。
時刻は午後3時30分。
フェネッククロー縛りはやめて、
数少ない私のルアーコレクションの中からいろいろ試してみるけど、
反応なし。
お昼頃に、あの寝起きのオーナーお兄さんが「今の時間帯はこれが良いよ」と貸して
くれたフローティングミノーでも反応なし。
周りにいるお客さんは、皆さんそれなりに釣っていらっしゃる。
特に気になってしまうのは、
一人でこの釣り堀にやってきてるっぽい、小学校中学年くらいの男の子。
キャスティングとかはまさしく子供のそれなのだが、ばかばかバスを釣り上げている。
…釣り堀の恐ろしさ。
お金を払ってるんだから、釣れるんだろ?
という傲慢な期待が意識せずとも働いてしまう中、
自分以外の周囲の釣り人は釣りまくり、
なかなか惨めな気持ちになります…。
この5時間の間に入れ代わり立ち代わり、
いろんなお客さんが来たけど、
バスを上げてないのはおそらく本当に私だけ。
午前中で切り上げるつもりだったので弁当などは持ってきておらず、
だいぶお腹も空いている。
午後からは日差しも強くなってきたけど、帽子も持ってない。
ちょっと頭もふらついてくる。
だけど意地になってしまい、帰れない!
お願いします、1匹で良いから釣れてください…。
と、すがる様な気持ちで投げたのは、cross factorのサイコ・グラブ。
これは3月に石垣島の島つりぐさまで購入したやつです。
これにオフセットフックを装着し、ノーシンカーでキャスト。
この仕掛けでどうアクションをかけていいかもよくわからないので、
ただただスローリトリーブしてると、
私の目の前にいた見えバスが、その横を通過するグラブをチラッと見たかと思うと
…、
パクッ
!!
フッキング!!
ドバシャアッ
・・・・・・。
やっと釣れた…。
泣きそう!本当に泣きそう!!
今、この作文を書いてても泣きそう。笑
肩の力が一気に抜けました…。
そして、念願の、憧れだったバス持ちをして記念撮影!

(T^T)
バス持ち・・・、感無量…。
25㎝あるかないかのサイズではありますが、
台湾での初魚にして、人生初のブラックバス。
無駄に長時間、粘りに粘っての1枚。
本当に本当に嬉しかったです…。
記念撮影のあとはバスを水の中にゆっくりと戻し、
ありがとう~(T^T)
と声をかけてリリース。
さあ、帰ろう!笑
納竿して帰ろうとすると、
しばらくあのラブラドールが道案内をするように先導して一緒に歩いてくれました。

そう、来るときは駅からタクシーで来ましたが、
この釣り堀はけっこう山の上にあり、タクシーはこの近隣をおそらく通ったりしない
ので、
周辺の地理感覚を掴むためにも駅まで歩いてみようと思ったのでした。
歩きながらいろいろ考える。
今回のバス釣り、ブラックバス完全初心者の私なんだから、もうちょっと釣り方を考
えて挑めば良かった、と。
子供の頃に読んだ釣り入門系の本で得たブラックバスのイメージは、
とにかく貪欲で動くものには何にでも飛びつく、といったものでしたが、
そのイメージに甘えた結果が今日のこの惨めな釣行です。全然釣れませんでしたね。
バスがあんまり食べたくないルアーを、
バスがよけい食べたくなくなる速度とアクションで巻いてしまっていたんでしょうか。
とりあえず、マングローブの河口でカーシビ(ゴマフエダイ)を狙うときとはだいぶ釣り方が違うんだな、ということはわかりました。
次回はもっとちゃんと、バス釣りを研究してこの釣り場に挑もうと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた(・∀・)ノシ
あ、余談!
この釣り堀、樹梅坑釣魚趣から歩いて帰る際、
あのグーグルマップが示してくれた最短距離のルートを行ってみたのですが、
このルート、超急坂の曲がりくねった過酷な山道でした…。
そりゃあタクシーの運転手さんが通りたがらないわけだ!
運転手さん、ありがとう!
それではまた(・∀・)ノシ
素人の私にはまだまだ魚が釣れる気配はありません。
これはどうにかしないと…。
キャスティングだけでも気持ちいいではあるのですが、
さすがにたまには魚の引きを味わわなければ、ストレスで死んでしまう恐れがあります。
というわけでもう、とにかく台湾で魚が釣りたい!もうなんでもいいから確実に釣りたい!というわけで、
管理釣り場に行ってきました!!
管理釣り場。要は釣り堀、と考えて差し支えないと思われます。
Googleで「台湾 釣り」のワードで検索すると、まずヒットするのは管理釣り場の情報。
台湾は管理釣り場での釣りが盛んなようです。
有名なのはやはりバラマンディですが、その釣り場は台南や高雄などの台湾南部周辺に集中しているらしく、台北からはなかなか遠い…。
しかし、台北周辺には、どうやらブラックバスが釣れる管理釣り場があるとのこと!!
ブラックバス、狙ったこともない!
釣ってみたい!
行ってきます!!
というわけで4月16日の日曜日。
朝7時30分に家を出発!
目指すは、樹梅坑釣魚趣。
読み方としては、「スーメイなんちゃらかんちゃら…」すみません、勉強します…。
MRTとタクシーを駆使すれば、割と簡単に行くことができそうです。
まず、MRTの淡水信義線に乗って、釣り場最寄りの駅、忠義駅を目指します。
以前行ってみた淡水の、いくつか手前の駅ですね。
で、そこで降りたら、駅の前に待機しているタクシーの運転手さんを捕まえる!
スマホのグーグルマップで樹梅坑釣魚趣を表示させて運転手さんに見せつけて、
「ドゥーユーノウディスプレイス?イッツ、ザ、フィッシングポンド!」
と、たいへん拙い英語で話しかけてみる。
台湾においては、日本より英語は通じる印象ですが、
私の下手くそ英会話が通じる気はこれっぽっちもしません。
しかし運転手さんはスマホ画面をしばらく見つめたのちに、うんうん、と頷く。
よっしゃ!これはいける!
運転手さんに、プリーズテイクミー~プリーズテイクミーゼア~、シェイシェイ、シェイシェイ、する。
そしてタクシーに乗り込み、出発!
良かった、ちゃんと釣り場にたどり着けそう!
これ↓がグーグルマップが示してくれた釣り場:樹梅坑釣魚趣までの道のり。

が、
タクシーは、グーグルマップが表示する最短距離とは反対の方向へ!

ん?Uターンするよね?Uターンするよね?
と期待したがUターンせず。
タクシーはそのまま数百メートル直進。
大丈夫かな、この運転手さん、樹梅坑釣魚趣の場所ちゃんと知ってるのかな…。
と不安になった私、グーグル翻訳で、「道、当たってますか?」というのを中国語でどう言うのか検索し始める。
その矢先、タクシーは大きな交差点で右折!
進行方向が釣り場に向かい始めたので、とりあえず何も動かず、もう一度様子を見る。
どうやら、国立台北芸術大学の横を通るルートで向かってるようです。
これはあれかなー、よく話に聞く、日本人の海外旅行でありがちなタクシー乗ったら道を遠回りされるというあれかなー、とか考えてましたが、
一応はそんなに時間かからず、ちゃんと到着!
忠義駅からここまで、タクシー料金はNT$120。日本円にして、500円しないくらい。
運転手さんに支払いをして、シェイシェイ~、シェイシェイ~する。
さあ、到着しました!樹梅坑釣魚趣!←ほんと、何て読むんだろう。

だいたい1時間くらいで来ることができたんですね。
到着したのは午前8時30分くらい。
この時間帯でも、既に4名ほどのお客さんがルアー釣りを楽しんでいるご様子。
可愛い犬様がお出迎え(・∀・)

この子、ラブラドールかしら?
さて、この釣り堀に到着して池に向かったら、左手に赤い屋根のお家があります。
ネットの情報では、そこにオーナー家族が住んでいるとのこと。
まず、家のドアをノックして、無意識に日本語で呼びかける。
すみませーん(・∀・)ノ” ゴンゴン
すると、1分後くらいに、中からめちゃくちゃ寝起きの状態のお兄さんが出てくる。
すみません、土曜日の朝ですものね…。
申し訳ありません。。
ダッテー、ネットデハ6:00カラエイギョウッテカイテアッタシ、オキャクサンモモウイルカラダイジョブカナートオモッテーーー
しかし、そのお兄さん、眠そうな顔で僕を見るなり、
「おはようございますー」
!?
あ、日本語喋れるんですか!?
「はい、大丈夫ですよー」
これにはちょっと嬉しいびっくり。
てことでお兄さんにお礼を言いつつ、
一日の釣り料金NT$300(日本円で1,000円ちょっと)を支払って、釣り開始!!
しかし、雰囲気からすると、料金は釣りしてる最中とか帰る前に払ってもいいのかも。
今後もうちょっと様子を見てみます。
さて、この釣り堀。池自体はそんなに大きくないです。
ハードルアーとかでフルキャストしたら対岸まで軽々飛び越えてしまうであろう、くらいのサイズ。
ちょっと池の周囲を歩いてみると、
水中には悠々とバスたちが泳いでいる!
そこかしこにバスがいる!
ティラピアもいる!笑
これは興奮しますね!釣り堀とは言え、沖縄ではめったにお目にかかれない魚ですし。
ブラックバスってあれですよね、沖縄の釣り少年たちの永遠の憧れの魚って感じですよね、おそらく。
沖縄では基本的にバス釣りをできる環境が無く(一応あるにはあるようですが)、
だけど、小学校の図書館に入ってたりする日本本土を基準として書かれた子供向けの釣りの入門本とかには、必ずと言っていいほどバスフィッシングのことが載っていて。
いいな~、いつかバス釣ってみたいな~、と、沖縄で釣り少年時代を過ごした人はみんなそう思っていたのでは…。
ルアーでバス釣って、バス持ちしたい、と。みんな思っていましたよね!たぶん。
さて、泳いでいるバスを横目に、ドキドキしながらタックルを準備。
ここ最近の標準装備なんですが、
【今回のあえて紹介するほどでもないタックル】
ロッド:アルファタックル TRGR CHIBI 629ML
リール:なんかよくわからんけど友人からもらったリール。釣具屋でカゴ売りされてるやつ。2,980円。「EGI]って書いてある。エギ用。笑
ライン:PE0.8号(SUNLINE super BRAID5)
リーダー:DUEL HARDCORE POWER LEADER 5号 2m
そして使用ルアーはレジェンド・オブ・一つ覚えのフェネッククローでまずは。
キャスト!
(・∀・)
オッケー!いいぞいいぞー!反応ないぞー!笑
しかしそのまま楽しく、池の周囲を歩きながらキャストし続け。
そして、フェネッククローを表層気味に泳がせていると、
バスが追いかけてきて…!
バシャァッ!

おお!!

惜しい!フッキングならず!
隣にいた釣りカップルが水音に反応してこちらを見たので、
顔を見合わせて(。・ ω<)テヘペロ する。
よし、いける!チヌスペシャルであるフェネッククローでバスもいける!!
この調子でー!!
と思ったがなかなか釣れず。
うーん、周りの人たちはけっこうコンスタントに釣っているように見える…。
先ほどのカップルなんて、椅子に座りながらルアーを投げて、ちゃんとバスを上げて
いる…。
大丈夫、さっき釣れかけたんだし!
めげずに、池の周囲をラン&ガン!
すると!
キャストして巻いていると、ぐぐぐっと手応えが!
来たーーーー!
今だ!フッキング!!!
ぷつっ
は?
切れた。
ラインを回収すると、竿先で悲しく風に揺れるPEライン0.8号…。
リーダーが無くなってます。
(´Д‵;)
PELライン初心者の私、リーダー結束が上手くいってないんでしょうか?
いや、しかしヤガラは釣れた…。ラインが劣化したのかな?
とか思い巡らしながらリーダー組直し!
できた!
先ほどと同じく、フェネッククローで!
よっしゃーこんどこそ!!
気を取り直しての組み直し第1投目!!
(・∀・)
そして、フェネッククローを中層~表層を泳がすように巻いていると・・・、
バスが追いかけてきた!
そして、バスがフェネッククローを…
パク
!!喰った!!
今だ!フッキング!!
ふんっ!
ぷつっ
・・・・・・。

まじで泣きそうになりました…。
組み直したリーダー、一投目で見えバスにアワセただけで切れたという・・・。

しかしせっかく来た管理釣り場!
私は負けない!
リーダーを組んで(2回目)、結束具合をチェック!
作業用ゴム手袋をはめて糸を引っ張り、結び具合を確かめようとすると、
ぷつっ・・・

そんなに力を入れてないのに切れました。
PEラインの方が!
結び目は無傷です。
(T^T)
あとでいろいろ調べたら、PEラインは一度切れたら、そこから1m以上は切って捨てて
から使った方が良いらしいですね。
勉強します…。
泣きそうな心にムチを打ち、リーダー組み直し(3回目)!
組んで、また念入りにチェック!
よし、今度こそ大丈夫だ

大丈夫、バスの反応はある!
釣れる!
今の時刻は午前10時30分。
今日は午前中だけ釣りするつもりできたし、
12時には帰りたい。
それまでには必ず釣ろう!
よーし、がんばるぞー!!
おー!!
※それから何事もなく、5時間が経過。
・・・・・・(´Д‵;)ハァハァ

釣れぬ…。
なぜだろう。
あれ以降、さっぱり反応なし。
時刻は午後3時30分。
フェネッククロー縛りはやめて、
数少ない私のルアーコレクションの中からいろいろ試してみるけど、
反応なし。
お昼頃に、あの寝起きのオーナーお兄さんが「今の時間帯はこれが良いよ」と貸して
くれたフローティングミノーでも反応なし。
周りにいるお客さんは、皆さんそれなりに釣っていらっしゃる。
特に気になってしまうのは、
一人でこの釣り堀にやってきてるっぽい、小学校中学年くらいの男の子。
キャスティングとかはまさしく子供のそれなのだが、ばかばかバスを釣り上げている。
…釣り堀の恐ろしさ。
お金を払ってるんだから、釣れるんだろ?
という傲慢な期待が意識せずとも働いてしまう中、
自分以外の周囲の釣り人は釣りまくり、
なかなか惨めな気持ちになります…。
この5時間の間に入れ代わり立ち代わり、
いろんなお客さんが来たけど、
バスを上げてないのはおそらく本当に私だけ。
午前中で切り上げるつもりだったので弁当などは持ってきておらず、
だいぶお腹も空いている。
午後からは日差しも強くなってきたけど、帽子も持ってない。
ちょっと頭もふらついてくる。
だけど意地になってしまい、帰れない!
お願いします、1匹で良いから釣れてください…。
と、すがる様な気持ちで投げたのは、cross factorのサイコ・グラブ。
これは3月に石垣島の島つりぐさまで購入したやつです。
これにオフセットフックを装着し、ノーシンカーでキャスト。
この仕掛けでどうアクションをかけていいかもよくわからないので、
ただただスローリトリーブしてると、
私の目の前にいた見えバスが、その横を通過するグラブをチラッと見たかと思うと
…、
パクッ
!!
フッキング!!
ドバシャアッ

・・・・・・。
やっと釣れた…。
泣きそう!本当に泣きそう!!
今、この作文を書いてても泣きそう。笑
肩の力が一気に抜けました…。
そして、念願の、憧れだったバス持ちをして記念撮影!
(T^T)
バス持ち・・・、感無量…。
25㎝あるかないかのサイズではありますが、
台湾での初魚にして、人生初のブラックバス。
無駄に長時間、粘りに粘っての1枚。
本当に本当に嬉しかったです…。
記念撮影のあとはバスを水の中にゆっくりと戻し、
ありがとう~(T^T)

さあ、帰ろう!笑
納竿して帰ろうとすると、
しばらくあのラブラドールが道案内をするように先導して一緒に歩いてくれました。

そう、来るときは駅からタクシーで来ましたが、
この釣り堀はけっこう山の上にあり、タクシーはこの近隣をおそらく通ったりしない
ので、
周辺の地理感覚を掴むためにも駅まで歩いてみようと思ったのでした。
歩きながらいろいろ考える。
今回のバス釣り、ブラックバス完全初心者の私なんだから、もうちょっと釣り方を考
えて挑めば良かった、と。
子供の頃に読んだ釣り入門系の本で得たブラックバスのイメージは、
とにかく貪欲で動くものには何にでも飛びつく、といったものでしたが、
そのイメージに甘えた結果が今日のこの惨めな釣行です。全然釣れませんでしたね。
バスがあんまり食べたくないルアーを、
バスがよけい食べたくなくなる速度とアクションで巻いてしまっていたんでしょうか。
とりあえず、マングローブの河口でカーシビ(ゴマフエダイ)を狙うときとはだいぶ釣り方が違うんだな、ということはわかりました。
次回はもっとちゃんと、バス釣りを研究してこの釣り場に挑もうと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた(・∀・)ノシ
あ、余談!
この釣り堀、樹梅坑釣魚趣から歩いて帰る際、
あのグーグルマップが示してくれた最短距離のルートを行ってみたのですが、
このルート、超急坂の曲がりくねった過酷な山道でした…。
そりゃあタクシーの運転手さんが通りたがらないわけだ!
運転手さん、ありがとう!
それではまた(・∀・)ノシ