2021年07月22日
西表島南海岸を歩く2019年6月編その① ~奇岩との再会~
西表島に、大浦越路節(うふぁらくいちぃ ぶし)、という民謡があります。
西表島の西の端…崎山村、網取村、鹿川村がかつて存在した崎山半島を象徴するような曲…と勝手に思っております。
その歌詞は、王府時代、村を視察に来る役人様の乗る篭が村に至る険しい山道に差し掛かる頃、村人がそれを迎えて、篭に付き添い、村の美女は役人の手を握り、役人様が少しでも心地よく悪路を通過できるようお供する当時の様子を歌ったもの…と言われています。
なんだそりゃ、封建制が色濃い世の被支配者層の悲哀じゃねえか、という意見があるのはもちろん承知のことなんですがそういうお話はちょっと置いておいて、とりあえずそういうのは抜きで考えて、とても良い曲のなのです。基本的に二揚げの調子で歌われる格調高い曲です。好きです。
そしてどうでも良い話ですが、私の西表島のおじさんは「大浦越路節」の「大浦」を「大原」と表記する人で、読み方も「うほーらくいちぃ」に近かった。なので私もその表記&発音の方が板についています。どうでも良い話です。
「越路」も「越地」がなんたらかんたら…まあ今はいいや。
さてさて、2019年の6月頃。この頃はいろいろあって、この曲によく触れる状況がありました。
なので、その頃にちょっと行ってきたのです。

西表島南海岸へ…。曲のふるさとに少しでも近づくために―。
もちろん、釣竿を持ってです。以前から釣り歩きたい場所だったので。
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西表島の西の端…崎山村、網取村、鹿川村がかつて存在した崎山半島を象徴するような曲…と勝手に思っております。
その歌詞は、王府時代、村を視察に来る役人様の乗る篭が村に至る険しい山道に差し掛かる頃、村人がそれを迎えて、篭に付き添い、村の美女は役人の手を握り、役人様が少しでも心地よく悪路を通過できるようお供する当時の様子を歌ったもの…と言われています。
なんだそりゃ、封建制が色濃い世の被支配者層の悲哀じゃねえか、という意見があるのはもちろん承知のことなんですがそういうお話はちょっと置いておいて、とりあえずそういうのは抜きで考えて、とても良い曲のなのです。基本的に二揚げの調子で歌われる格調高い曲です。好きです。
そしてどうでも良い話ですが、私の西表島のおじさんは「大浦越路節」の「大浦」を「大原」と表記する人で、読み方も「うほーらくいちぃ」に近かった。なので私もその表記&発音の方が板についています。どうでも良い話です。
「越路」も「越地」がなんたらかんたら…まあ今はいいや。
さてさて、2019年の6月頃。この頃はいろいろあって、この曲によく触れる状況がありました。
なので、その頃にちょっと行ってきたのです。

西表島南海岸へ…。曲のふるさとに少しでも近づくために―。
もちろん、釣竿を持ってです。以前から釣り歩きたい場所だったので。
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